薬物依存症者への政府の対応

私は、本人がこうなる前の薬物に対する見方と、家族が薬物依存症だと認識してからの見方が一変しました。

 

ダルクの家族会で勉強していくうちに学んだことがよかったのだと思います。

 

薬物に依存することは、病気の症状であること=薬物依存症という症状

 

たとえば、風邪という病気にかかった場合、咳や鼻水、発熱などの症状を引き起こしますが、精神的な病気にかかった場合の症状は、物質依存・行動依存・人間関係依存と、直接身体に出る症状とはちょっと違った形で出てきます。

 

特に生きにくい世の中に対して免疫の少ない人間は、対応しきれずに精神疾患になりがちです。
どんな薬を飲めば治るのか?どこの医者に罹ればいいのか?
そして、その人たちが自分なりに良くなろうとしてやるやり方は、世間では到底受け入れがたいもの(アルコール・薬物など)に奔ってしまいます。

 

たとえば、話のできない人が人並みに話せるようになる、またはそれ以上に話せるようになるためにはどんな薬がいいのか?
自分の欠点を補ってくれる薬、それは覚せい剤や脱法ハーブのような即効性のあるもので治そうとします。しかし、その薬は使っているうちに同じ量では効き目が薄れていく。
だから量を増やしてまた治そうとする。
気が付いたらその薬がないと生きていけなくなる。

 

根本は自分の精神的な弱さなのに、そこを治そうとしないから病気は益々ひどくなる一方。

 

そして、行きつく先は刑務所

 

日本では薬物に対する考え方が遅れています。
タイやアメリカなどは、薬物依存症者は病気と考え、治療のための12ステップを義務付けますが、日本では刑期が終われば、なんの知識もないままに外に出され、「今度はちゃんと生きていきなさい」と放り投げられてしまいます。

 

それで再犯率が非常に高いと嘆いている政府はおかしい!!

 

最近では「刑の一部執行猶予」制度などが設けられるようになりましたが、この制度が施行されるのはまだ何年か後で、私の息子は今現在何の知識もないままに外に放り出されています。
せめて政府でプログラムを作ってやっていくことを義務付けしていただければ、もう少し解決の道が開けるのかな、と思います。

 

今はただ突き放しているだけ。

 

何故突き放すのか??
離婚して心に深い傷を負ってしまったのになにもしてあげられない辛さ
せめて自分が薬物依存症だということを知るチャンスを与えてあげたい。

 

ただ単に「執行猶予3年」ではなく、この中に回復のプログラムを入れてほしかったです。

 

<< 共依存再発>> たくさんの感動!!