棚卸をしました

ダルク家族会に入会させていただいてからあと2か月余りで1年になろうとしています。

 

そんなに簡単に自分が変われるわけではないけれど、多少の変化はあったように思います。
第一に夫婦関係が徐々にですが改善していること。そして、新しい仲間ができたこと。

 

先日の家族会での飯室さんの講義の中で何度となく出てきた言葉が「自分自身の棚卸」でした。
私はずっと考えていました。どのタイミングでどんな風に棚卸をしたらいいのか・・・・・

 

家族会後半で一人ずつ近況などを述べる機会があり、「よし!いい機会だ!!」と思い棚卸をしてみました。
生まれた時の環境、親子関係、どう育ったのか等々

 

自分のことを話すのがこんなに大変だとは思いませんでした。
普段は口にしたことのない封印された自分の過去の振り返り、嫌だったことの思いだしは、気持ちが以上に昂って自分では抑えきれないほどの感情に襲われました。

 

話している最中、先行く仲間が私の手を固く握ってくれていました。そして、一緒に涙を流してくれました。でも、私は支離滅裂のことを言っていたと思います。感情が先に奔ってしまって言葉がついていきませんでした。

 

後で考えるとなんだかとっても恥ずかしい感じがしました。でもこれを言ったことで後悔はしていません。私が歩んできた道ですが、これが私の子育てとどう関わったのか、そしてその子育ての中で、私の欠落していた何かが息子を薬物に駆り立てたはず。
自分を責めてはいけないとわかっていても責めるし、私自身も未だに親を責めています。これが改善されればもっと気持ちも楽になるはず。
だから家族会に通うことはその「何か探し」改善される方法を見つけ出すことです。

 

薬物依存症が改善されるのは使った年数の倍の年数、だとしたらそれに共依存していた家族の病気も改善されるまでは相当の期間を要するという事なんですよね。

 

頭では解っていても実際のこととなると大変なことです。

 

でもこの棚卸で得たものは大きかったです。
夫が号泣してくれたこと。
棚卸をしたことで、「また余計なことを言って!」と言われることを覚悟していましたから、あの泣いている姿はまさしく私にとっては奇跡に近かったかもしれません。
私のことを理解しようとしてくれていたんだって初めて気づきました。
本当にうれしかったです。

 

そして、まだ未だ本人が認めていない息子の依存症は私たち夫婦にとっては自分を見直すチャンスだったのです。その点は息子にお礼を言わなくてはなりませんね^^

 

先は長い。気負わず、「わたしはわたし、あなたはあなた」の精神でゆっくりと回復することを願いながら、ダルクの家族会に出会えたことに感謝します。

 

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