AKK仙台 ワークショップに参加

よくわからずに、1泊2日のAKKのワークショップに参加させていただきました。
薬物依存症者本人ではなく、自分自身を見つめなおす良い機会だと思ったからです。
一日目は、水澤都加佐(みずさわ つかさ)先生の講義を聞きました。
主に「喪失感」についてだったのですが、自分が失ったもの、有形・無形のもの、いろいろと考えてみました。

 

一番最初は息子のことが思い浮かびました。
その次に、自分の人生。
それから、初めて飼ったハスキー犬の「チェリー」のこと。

 

なぜか、母親が亡くなった時のことは全然頭になかったのが不思議でした。

 

喪失感・・・・・・

 

心の奥底にある今まで生きてきた際に、失ったもの全ては、処理されないまま圧縮した布団のように何百枚も何千枚も心の押し入れにギューギュー詰めにされている。そこに入りきれなくなってしまうと、風船のようにパーンと割れ、いろんな症状が出てくる。
処理しようとして自分自身で治療を行ってしまう。
それは、アルコールであったりギャンブルであったり薬物であったりと、即効性はあるけれど、常習性も半端じゃなくあるもの。私の場合は、パソコンにのめり込んでいることかもしれません。
幸いにしてこれが新たな副業にまで成長してくれました。達成感はありますが、心のどこかで満たされないものがよどんでいます。夢中になってショップサイトを作りました。肩がころうが頭が痛くなろうがお構いなしに、夜遅くまで取り組みました。
初めて商品が売れた時の喜びはひとしおでした。
よく考えたら、この作業は、息子が薬物依存症だということを知る前からです。
ということは、問題の原点は私自身という事に気付かされました。

失ったものを紙に書く作業

2日目のワークショップ。
ドキドキでした。
なにをするのかわからないまま参加。

 

初めに・・・・ということで、前置きがありました。
参加できないときはパスしても結構です。ということ。

 

水澤先生が、「自分が今まで生きてきて失ったもの1つを挙げて、手紙を書いてください」と言いました。
紙を渡され、最初は何を書いていいのかわからず、5分程考えてから、今一番重要なことは息子のことだと思い、息子に宛てた手紙を書きました。
7項目あったと思います。
思い出・怒り・さよなら・・・・・・・

 

ちょっと忘れてしまいました。実際に書いたものはあるのですが、今は読み返したくありません。

 

書き終わると、2人1組になって自分の書いたものを読みきかせしてもらう作業です。
最初は私の番でした。
自分の書いたものが読めません。何を書いているのかわからなくなってしまったのです。
しだいに涙がこみ上げてきました。それが嗚咽になり、号泣になってしまいました。

 

結局読むことが出来ずに終わってしまいました。

 

水澤先生が1人でいるところを狙って、相談させていただきました。
もう、息子はつきはなし、自分でも納得していたのに、なんであんなに悲しくなってしまったのかわからない。ということを話してみました。

 

先生は、問題は息子ではなく私の生きてきた軌跡にはかなりの喪失感があったのだという事でした。
問題は夫婦関係の劣悪さで、それを補おうとして34歳にもなる息子に固執しているのだろう、と言われました。

 

本当の問題を心の奥底にしまいこんでしまい、見えないまま34年間も何事もなかったかのように振る舞っていた自分がため込んだ喪失感。
自分を卸すということがいかに大変な作業なのかということを身に染みて感じさせられました。
うつ病の原因は、この夫婦関係にあったことがわかりました。

 

「離婚しなさい」と言われた時、頭が真っ白になりました。
今の状況ではとても無理な話です。
来年、二男が結婚式を挙げる予定ですし、二男のパートナーになる女性も同居することになります。
そんな時に離婚騒動??
とても考えられません。

 

とにかく長い戦いになりますから、とおっしゃっていただきましたが、長くても短くても私には土台無理な話と思っています。
それよりも、夫といかに余生を楽しく仲良く生きていくかという課題の方がまだ出来るような気がします。

 

できれば2番目の方に力を注いでいきたい。それが今の私の答えです。

 

水澤都加佐先生の本

自分の「怒り」と向き合う本 仕事で燃えつきないために―対人援助職のメンタルヘルスケア 自分を好きになる言葉 アルコール (10代のフィジカルヘルス) 薬物 (10代のフィジカルヘルス)

幼少期から引きずってきた心の問題と、怒りの表し方は密接に結びついている。いつもガマンしてしまう抑圧タイプの人も、すぐにキレてしまう激怒タイプの人も、過去を振り返ることで、新たな自分が見えてくる。

看護士や教師など、対人援助職に就く人が陥りやすい「燃え尽き」について、燃え尽きてしまう人の心情、立場に配慮しながら、優しく諭すように「どうすれば燃え尽きないで済むか」や、「燃え尽きるまで働くのが良いことではないこと」を伝えています。

私は私でいい、と胸をはれる日がいつか来る。ささいなことで傷ついたり、満たされないままの心が原因の不安を抱えて生きるあなたに贈る言葉。アスク・ヒューマン・ケアHP連載に加筆・再構成して単行本化。


なぜ飲むの?なぜ飲んじゃいけないの?10代のフィジカルヘルス。医学的な知識とメンタル面からのアプローチが必要です。


携帯やたまり場や露店で手に入る錠剤型の薬物使用が若者の間で急激に増えている。薬物とはなにか、合法ドラッグをどう考えるか、薬物依存症になってしまったら…。誰もが知っておきたい知識と予防のために役に立つ情報を満載。

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