家族のステップ1

私は本人のアディクション(薬物依存症)に対して無力であり、手を尽くしても悪化するだけであることを認めた。

 

薬物を使う本人に対しての約束や尻拭いをして、本人から嘘をつかれ、薬物依存が酷くなっていく様子を目の当たりにし、絶望感が日に日に増していった。
それでも本人をコントロールしようと思い、できる限りのことを試みた。
薬物をやめさせようと本人が要求するものをすべて与えたが、結局裏切られどうしようもなくなりダルクに助けを求めた。

 

そこで初めてアディクションの実態を知る。
薬物依存症は進行性の病気であり、悪化するもの。
精神的には使わずにはいられないという観念に捕らわれる。体がどんな結果になろうとも使い続けなければならないという強迫観念に取りつかれ、徹底して自己中心的になるということ。

 

家族にやれることは、徹底して本人との接触を断つこと以外なにもできないということ。
回復させるには同じ経験をした者(アディクト)の力が必要だということ。

 

ダルクに繋がるのは容易なことではない。
本人が自身を「薬物依存症」だと認め、アディクション(薬物依存症)に対して無力だということを認めることが第一歩
そのためには、家族のもとで自分の思い通りになる生活をしていては後退するばかりで、進めない。
家族がつきはなしをすることで、本人に「自分は無力な人間だ」と思い知らせることが第一歩。
それと同時に家族の共依存との戦いが始まる。

  • つきはなしをすることに罪悪感を感じる
  • 本人が死ぬかもしれないという不安感を抱く
  • 自分の育て方が悪かったという自己嫌悪に陥る

 

だから家族会に通って自分も回復しなければならないことを理解する。